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2026.04.15
#ギャラリー

オカタオカ 個展「TOBAN TOBAN」のお知らせ

オカタオカの個展「TOBAN TOBAN」を、2026年5月15日(金)から6月28日(日)まで、STUDIO 894 ギャラリーで開催いたします。

雑誌の表紙や書籍装丁、ロゴデザインなど幅広く活動するイラストレーターのオカタオカは、紙にとどまらず、木や石など多様な素材へとドローイングを展開してきました。

本展では、STUDIO 894を運営する中外陶園との協働により、動物や自然をモチーフにしたドローイングを、自身初となる陶板作品として発表します。寒さの厳しい1月に行われた中外陶園の工房での制作体験が、作品に独特の“温度”をもたらしました。無意識に求められた“暖”の気配は、春や夏を思わせるモチーフとして現れ、陶板という形式のなかに、季節が移ろう手前の曖昧な時間をとどめています。

制作では「焼いてみるまでわからない」というやきもの特有の不確定性と向き合いながら、色数を絞り、筆致や釉薬の選択を重ねました。鉄分を含む絵具やマット釉による微細なムラやにじみが、平面的なイラストレーションにはない奥行きを生み出しています。

本展では、15cm角の陶板作品31点が並び、陶板の反復や配置によって、個々のイメージが空間へと広がりを見せます。あわせて、音楽をテーマにした「WALL OF SOUND」シリーズの原画やウッドカット作品をはじめ、陶器のオブジェ、マグカップなど、近年手がけた多様な作品も展示。複数の素材や手法を横断する実践を通して、オカタオカの表現に内在する豊かさをご体感いただけます。

会期中の5月16日(土)には、オカタオカを迎え、トークイベントおよびギャラリーツアーを開催いたします。

やきものならではの質感や揺らぎによって生まれる、オカタオカの新たな表現を、ぜひ会場にてご高覧ください。

■開催概要
会 期 :2026年5月15日(金)- 6月28日(日)
会 場 :STUDIO 894 ギャラリー

■展示作品 ※一部抜粋

■アーティストメッセージ
1月末、中外陶園の工房で陶板の絵付けをさせてもらいました。その日は瀬戸でもかなりの冷え込みだったらしく、温暖な鹿児島在住のわたしは震えながらの作業に。今回その震えが線にいい作用をもたらし…というのは冗談ですが、無意識に”暖”を求めたのか、なぜか出来上がった作品は春や夏のあたたかいシーンのものが多くなりました。タイトルの「TOBAN TOBAN」は陶板から取っていますが、“冬の番”のような、春を迎える前の時間というニュアンスも少し重ねています。展示が始まる頃には作品を見てもらうのにちょうどいい季節になっていると思うので、ぜひ気軽に足を運んでもらえると嬉しいです。
オカタオカ

■関連イベント
作品の制作背景や本展に込めた思いをオカタオカが語るトークイベントとギャラリーツアーを開催いたします。

開催日時:2026年5月16日(土)
14:00 – 15:00 トークイベント
15:00 – 15:30 ギャラリーツアー
会場:STUDIO 894 ギャラリー
登壇者:オカタオカ、塚本太朗(STUDIO 894 ディレクター)、モデレーター/石倉夏枝

<現地参加>
参加費: 無料
定員: 20名
お申込み: こちらからお申込みをお願いいたします。(先着順)
※定員に達し次第締め切らせていただきます。予めご了承ください。

当日、トークイベントの模様は、STUDIO 894公式YouTubeアカウントでライブ配信を行います。

■プロフィール

オカタオカ イラストレーター
桑沢デザイン研究所卒業。
鹿児島を拠点に、書籍、アパレル、広告など幅広い媒体にイラストレーションを提供するほか、ペインティングに加え、セラミックやウッドカットなど多様な手法で制作を行っている。
近年は、鹿児島発のカーライフブランド〈HIGHWAY/南国灰道倶楽部〉を立ち上げるなど、その活動は多岐にわたる。2024年には音楽をテーマにした作品集『WALL OF SOUND』(ELVIS PRESS刊)を刊行。
車と犬が好き。
WEB:https://high-way.jp
Instagram:@okataoka