tupera tuperaの寄り添い招き猫 展
2024年9月のSTUDIO 894のオープン1周年記念に合わせ、約1年前から企画がスタート。会期中には、会場にて「tupera tupera 寄り添い招き猫」の特別先行予約を行い、ご予約いただいた方にはオリジナル特典をお届けするほか、tupera tuperaの関連書籍の販売も行いました。
■アーティスト メッセージ
中外陶園さんとは、干支飾りの企画でご一緒させてもらっています。最初にお声がけ頂いた時には、12年も続く長いプロジェクト!と思っていたのですが、もうすでに5年目を迎えました。
その年の干支をtupera tuperaなりにどう表現しようかと、毎年ワクワクしながら制作に取り組んでいます。
そしてついに、コラボレーションの第二弾として、瀬戸の招き猫に挑戦することになりました。
招き猫ミュージアムを訪れて『古瀬戸型招き猫』を見た時、凛々しい顔つきとすらりとした猫背の姿がカッコいいなと思い、
今回はその特徴を活かして、より形をシャープにデザインしています。背中のラインや腕の付け方など、何度もやりとりを重ねました。
右手をあげている猫と左手をあげている猫の2匹を並べると、ぴたっと寄り添うのが特徴です。
『あなたの毎日にそっと寄り添って、福を招いてくれますように。』 という願いを込めています。
■会期
会期:2024年9月4日(水)~10月27日(日)
「tupera tupera 寄り添い招き猫」の初展示をはじめ、開発過程で書き下ろしたスケッチや原画、また毎年恒例の企画商品「tupera tupera の十二支飾り」の原画など貴重な作品や資料を多数展示。5年目を迎えたtupera tuperaと中外陶園の協業の軌跡をご覧いただける展示となりました。
ギャラリートーク開催
関連イベントとして、tupera tuperaのお二人をゲストに迎えたトークショーを、現地(STUDIO 894店内)と、STUDIO 894公式インスタグラムでのライブ配信にて行いました。「tupera tupera 寄り添い招き猫」についてはもちろん、干支について、また、ご視聴・ご観覧の皆さまからの質問など、たっぷりと貴重なお話を伺いました。
また、トークショー現地観覧席をご予約の上、会場でtupera tupera関連商品をご購入いただいた方限定のサイン会を開催しました。
■実施日時:2024年9月8日(日)
tupera tupera 寄り添い招き猫
2021年より続く中外陶園×tupera tuperaの十二支飾りですが、今回の展覧会でお披露目となったのは、中外陶園の看板商品の一つである「招き猫」をモチーフにした「tupera tupera 寄り添い招き猫」
横から見ると猫背になっており、瀬戸の招き猫の特徴を活かしつつも、tupera tuperaの世界観がぎゅっと詰まった置物です。
tupera tupera(ツペラ ツペラ)
亀山達矢と中川敦子によるユニット。絵本やイラストレーションをはじめ、工作、ワークショップ、アートディレクションなど、様々な分野で幅広く活動している。 著書に「かおノート」(コクヨ)「やさいさん」(学研教育出版)「いろいろバス」(大日本図書)「うんこしりとり」(白泉社)など多数。海外でも様々な国で翻訳出版されている。NHK Eテレの工作番組「ノージーのひらめき工房」のアートディレクションも担当。絵本「しろくまのパンツ」(ブロンズ新社)で第18回日本絵本賞読者賞、Prix Du Livre Jeunesse Marseille 2014 (マルセイユ 子どもの本大賞 2014) グランプリ、「パンダ銭湯」(絵本館) で第3回街の本屋が選んだ絵本大賞グランプリ、 「わくせいキャベジ動物図鑑」(アリス館)で第23回日本絵本賞大賞を受賞。2019年に第1回やなせたかし文化賞大賞を受賞。
URL:https://tupera-tupera.com/
Instagram:
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